ExpressVPN vs NordVPN
NordVPNとExpressVPNは、VPN業界の二大巨頭として常に比較されるプレミアムサービスです。NordVPNはNordLynxプロトコルで業界最速クラスの速度を実現し、ExpressVPNはLightwayプロトコルで接続安定性と中国での信頼性に定評があります。両者ともにAES-256暗号化・ノーログ監査済み・30日間返金保証という共通スペックを持ちながら、料金・サーバー規模・特化分野で異なる個性を持っています。この記事では、2026年3月時点の最新情報をもとに、両者の違いを徹底的に比較します。
掲載情報: 2026年3月時点
1
ExpressVPN
9
引き分け
2
NordVPN
優勢
| 比較項目 | ExpressVPN | NordVPN |
|---|---|---|
| 料金モデル | 有料 | 有料 |
| 月額料金 | $2.44/月〜 | $3.39/月〜 |
| サーバー数 | 3,000台 | 9,000台 |
| 対応国数 | 105ヶ国 | 130ヶ国 |
| 同時接続台数 | 10台 | 10台 |
| 速度評価 | 5/5 | 5/5 |
| セキュリティ評価 | 5/5 | 5/5 |
| プロトコル | Lightway, OpenVPN, IKEv2 | NordLynx, OpenVPN, IKEv2 |
| ノーログポリシー | あり | あり |
| キルスイッチ | 対応 | 対応 |
| 中国で使える | 対応 | 対応 |
| 無料プラン | なし | なし |
| 返金保証 | 30日間 | 30日間 |
| 日本語サポート | 対応 | 対応 |
| プラットフォーム | Windows, Mac, iOS, Android, Linux, Chrome拡張, Firefox拡張, Edge拡張 | Windows, Mac, iOS, Android, Linux, Chrome拡張, Firefox拡張, Edge拡張 |
ストリーミング対応の比較
ExpressVPNの対応サービス
NordVPNの対応サービス
主な機能の比較
ExpressVPNの機能
NordVPNの機能
ExpressVPNを選ぶなら
高速通信とセキュリティに定評のあるプレミアムVPN。105カ国に3,000台以上のサーバーを展開し、独自のLightwayプロトコルで安定した接続を提供。中国からの利用実績も豊富で、ストリーミング解除力にも優れる。
ExpressVPNを見るNordVPNを選ぶなら
世界最大級のVPNサービス。130カ国以上に9,000台超のサーバーを展開し、独自プロトコル「NordLynx」による高速通信と強固なセキュリティを両立。ストリーミング解除やP2P対応も優秀で、総合力No.1のVPN。
NordVPNを見る料金プランの比較
NordVPNの料金は、月払いが$12.99(約1,950円)、1年プランが$4.59/月(約690円)、2年プランが$3.39/月(約510円)です。ExpressVPNは月払いが$12.99(約1,950円)、1年プランが$6.67/月(約1,000円、3カ月無料付き)、2年プランが$2.44/月(約370円、4カ月無料付き)です。2年プランではExpressVPNが月額約$0.95安くなりますが、1年プランではNordVPNが月額約$2安くなるため、契約期間によって割安感が逆転します。ExpressVPNの2年プランには4カ月分の無料期間が含まれており、実質28カ月分として計算すると単価が下がる仕組みです。両者とも30日間の返金保証があります。
速度の比較
NordVPNはNordLynx(WireGuardベース)プロトコルで下り最大950Mbps以上を記録し、平均速度保持率は約80〜90%と業界トップクラスです。ExpressVPNは独自Lightwayプロトコルで約898Mbpsを記録し、平均速度保持率は約61〜84%です。2026年の複数のベンチマークテストで、NordVPNがExpressVPNを速度面で上回る結果が多く出ています。ただし、ExpressVPNのLightwayプロトコルは接続確立が1秒未満と非常に高速で、モバイル環境でのネットワーク切り替え時にも即座に再接続される点が優れています。体感速度としては、どちらも4Kストリーミングやオンラインゲームに十分な速度を提供します。
セキュリティ・プライバシー
NordVPNはパナマに本社を置き、Deloitteによるノーログ監査を複数回受けています。Threat Protection機能で広告・トラッカー・マルウェアをVPN接続なしでもブロックでき、ダブルVPNやOnion over VPNなど多層防御に対応しています。ExpressVPNは英領ヴァージン諸島(BVI)に本社を置き、KPMGとPwCによるノーログ監査済みです。TrustedServerテクノロジーにより全サーバーがRAMのみで稼働し、再起動時にデータが完全消去される仕組みです。セキュリティ評価は両者とも5/5で互角です。法域としてはパナマとBVIの両方ともデータ保持法がなく、プライバシー保護の観点で優れています。
サーバー数・対応国
NordVPNは130カ国に9,000台以上のサーバーを展開し、サーバー数・対応国数の両方でExpressVPNを上回ります。ExpressVPNは105カ国に3,000台以上のサーバーを設置しています。NordVPNのサーバー台数はExpressVPNの約3倍であり、混雑時でも安定した接続を確保しやすいメリットがあります。ただし、ExpressVPNは105カ国に展開しており、マイナーな国のIPアドレスにも対応できるカバー範囲の広さが強みです。日本サーバーについては、NordVPNは東京と大阪に複数台を設置しており、ExpressVPNも東京にサーバーを置いています。
動画配信・ストリーミング対応
NordVPNはNetflix(複数国版)、Amazon Prime Video、Hulu、Disney+、BBC iPlayerに対応し、SmartPlay機能で安定したストリーミング解除を実現しています。ExpressVPNはこれらに加えDAZNにも対応しており、ストリーミング対応サービスの数ではやや上回ります。ExpressVPNはMediaStreamer(スマートDNS)機能を提供しており、VPN非対応のスマートTVやゲーム機でもストリーミング解除が可能です。日本の動画配信サービスへの対応は両者ともに良好ですが、解除の安定性と成功率ではExpressVPNに定評があります。
中国での利用
ExpressVPNは中国のグレートファイアウォール回避において最も高い評価を受けているVPNの一つです。Lightwayプロトコルの難読化技術により、2026年現在も比較的安定した接続を維持しています。中国・UAE・ロシアなどVPN規制が厳しい国での利用実績が豊富で、この分野ではExpressVPNに軍配が上がります。NordVPNも難読化サーバーを提供していますが、公式サイトでは「中国本土での接続は保証外」とされており、接続が不安定になる時期があります。中国出張が頻繁にある方にとっては、ExpressVPNの信頼性は大きなアドバンテージです。
使いやすさ・日本語対応
NordVPNは世界地図ベースの直感的なUIを採用し、ワンクリックで最適なサーバーに接続できます。日本語カスタマーサポートを提供し、ヘルプセンターも日本語対応しています。同時接続台数は10台です。ExpressVPNは洗練されたシンプルなUIで、接続ボタン一つでVPNをオン・オフできます。日本語サポートも提供しており、ヘルプ記事の日本語化も進んでいます。同時接続台数は10台で、NordVPNと同等です。アプリの操作性は両者ともに高水準ですが、NordVPNはThreat Protectionなど追加機能のメニューがやや複雑で、ExpressVPNの方がシンプルさで勝ります。
結論: どちらを選ぶべきか
NordVPNがおすすめな人: 最速の通信速度を求める方。130カ国の広大なサーバーネットワークを活用したい方。Threat Protectionでセキュリティソフトを兼用し、トータルコストを抑えたい方。2年プランでコスパ良くプレミアムVPNを利用したい方。ExpressVPNがおすすめな人: 中国や中東などVPN規制が厳しい国で確実に接続したい方。モバイル環境で頻繁にネットワークを切り替える方。シンプルで洗練されたUIを好む方。MediaStreamer機能でスマートTVやゲーム機でもストリーミングを楽しみたい方。